パチンコ依存症の治療方法
パチンコ依存症は病気といわれていますが、具体的な治療方法にはどんなことがあるのでしょうか。心の病気なので、いわゆる特効薬はありません。しかし、病院やメンタルクリニックなどの専門医療機関に相談し、適切な投薬をしてもらう必要がある人もいます。
一番一般的なパチンコ依存症の治療方法は、「精神療法による治療」です。パチンコ依存症に限らず、依存症の治療では「グループ療法」が行なわれることが多いです。パチンコ依存症の出発点は、「自分は依存症なのだ」と気づくことです。
「グループ療法」では、同じようにパチンコ依存症で治療中の人と自分の体験を語り合います。そして「他の人も自分と同じような体験をしている」と共感し合うことによって、自分も依存症であることを自覚するようになります。
それに並行するように、ではそういったマイナスの認知や判断をもっと合理的に前向きに変えていくアプローチややるべきことに優先順位がつけられるようにするためのアプローチを行ないます。
また、パチンコ依存症は、家族環境に問題があるケースもあります。この場合には、家族で話し合う機会を設けるなどして、家庭環境を改善させるアプローチも必要です。
パチンコ依存症は病気だと認識し、専門家に相談することが第一ですよ。
パチンコ依存症の対策方法
パチンコ依存者が急増していることに対し、2005年ついに東京都遊技業協同組合(都遊協)が対策を立て始めました。
パチンコ業者で構成する東京都遊技業協同組合と早稲田大学理工学部複合領域・加藤諦三研究室が、パチンコ・パチスロ依存症の予防を目的として、依存症に関する知識や治療プログラムを提供するWebサイトをオープンしたのです。
産学協同研究「パチンコ・パチスロ依存症対策プログラム」の一貫としてなされており、サイトでの情報提供を行なう他、依存症に関する小冊子を配布したり、セミナーを実施したり、パチンコ店従業員への教育を行ったりしています。
このサイトでは、パチンコ依存症の解説やセルフチェック、コラム、リンク集などが閲覧可能になっています。パチンコ依存症患者の家族向けコンテンツも備えています
都遊協は、パチンコ依存症患者の増加に対して、業界として対策に取り組み始めていることを述べています。また、プログラムを監修した加藤教授は、「日本は依存症社会にも関わらず、依存症への理解や研究が遅れている」と指摘し、同プログラムをきっかけに、国内での依存症への理解を高めたいと述べています。
2006年には、全日本遊技事業協同組合連合会による、ぱちんこ依存問題相談機関「リカバリーサポート・ネットワーク」が開設されています。